気まぐれ日記 2019年11月
2019年10月はここ
11月1日(金)「ひまわり畑・・・の風さん」
寒くて目が覚めた。だんだん老人モードになりつつあるな。
カーテンを開けると、秋の青空が広がっている。爽やかな気分になれる。好きな季節だ。10月生まれだからかもしれない。
ルーチンに続けて片付けを始めていたら、ワイフが授産施設で作っているパンを買って帰宅した。職人さんが一流のプロなので、美味しいのだ。それで、遅いランチになった。満足満足。
抽選で南知多町の花ひろばのペアチケットが当たっていた。こういう天気の時こそ行くべき、とワイフに提案した。風が強くなっていたが、決定。
初めて行ったが、高台に広く花畑が展開していて、爽快な気分になる。有料なら二人で1400円とやや高いが、一人で花を10本摘むことができるので、季節によってはお得だ。今は、ひまわりとコスモスが満開だった。ただし、目玉のひまわりは一人3本以内と指定されている。散歩するだけでも気持ちいい。遠くに海も見える。
帰ってから花瓶に刺すだけなので、大量に摘む必要はない。もし猫に毒だと大変なことになる。なので、ひまわりはしっかり二人で6本摘んだが、あとはコスモスを3色とりまぜて、ほどほど摘んだ。
帰りに1か所、買い物もあって、帰宅したらもう日没で、すっかり疲れてしまった私は、急遽昼寝。今日は、ちび助に久しぶりに自宅点滴なので、疲労で手元が狂ったら大変だ。
結局、2時間近く爆睡してしまった。ワイフはその間、家事をしっかりやっていた。タフだなあ。
先にコーヒータイムにして、シャキッとなってから、ちび助に点滴をした。針は背中というか両肩の真ん中に刺すのだが、点滴をしているうちに左右どちらかに傾いて行き、薬液(生理食塩水だと思う)も左右どちらかにたまっていくのが普通だが、今日は、どんぴしゃり真ん中に針が刺さり、最後まで針は傾かなかった。薬液も左右等分に入ったらしい。
晩ご飯後、やっと今日の作家業に着手した。
年内の外での仕事は、たぶんセミナー1回だけだが、来年は、1月、2か3月、4月、5月と埋まりそうである。本の出版もできるだろうから、充実した1年になりそうだ。頑張らねば。
11月2日(土)「雑務の山崩しの後は・・・の風さん」
起床し、ワイフを駅まで送る前にやることがたくさんあったので、気持ちが焦っていたこともある。洗面所で、コンタクトを装着しようとしていて落とし、見つからなくなった。もう時間がなかったので、その後はメガネで、無事ワイフを送った後、じっくりと捜索することになった。
洗面ボウルの排水口に設置した金網のわずかなすき間から、下へ流れてしまったと思っていた。例によって、準備万端ととのえて、2回屈曲している配管のドレン部品外しに取り組んだ。ワイフによると、ここは昔、ワイフのお母さんが何かを流してしまった時、私が取り外してそれを発見したのだと言う。もう忘れてしまったが、2回目らしい。
今回も無事に発見できた……と言うか、金網があっても流れしまうことがあるという、良い勉強(経験)ができた。
それから、ようやく朝食やら何やら、通常の行動をしたので、ずい分と遅れてしまった。
ルーチンと片付けを終えたところで、もう昼食時間だった。
インスタントラーメンで高速ランチを終えたら、どっと疲労感が襲って来て、しばし休養。
今日も天気が好いので、気になっている屋外のことをどうしてもやりたかった。先ず、道具を持参して、ログのドアノブをチェックした。ぐらぐらしていて外れそうだというのである。分解してみたが、特にゆるんだ箇所があるわけではなかった。ま、そのうち、お洒落なものと交換してやろう。次に、ウッドデッキ上のセンサーライトが汚れていたのできれいにし、点灯確認をした。今日はパスしたが、次回は電池の電圧をチェックする。3つ目は、裏の土地へ出動し、1つ点灯しないガーデンライトを分解チェックした。接触不良だった。屋外で風雨にさらされているので、こういったことはある。4つ目は、門灯のチェックだ。これは夜間になると点灯するタイプだが、蛍光灯なので、寿命がある。特殊タイプで生産量が少ないせいか、価格も高い。分解してみたら、蛍光灯はやや黒ずみ始めていた。点灯管は問題なさそうだった。こちらも接触不良の感じ。
ご近所さんがいたので、先日いただいた冬瓜のお礼を言いに行った。そこで、30分ぐらいおしゃべりをしている間に、宅急便が来たらしいが、反対方向を向いていたので気が付かなかった。
屋内に戻り、次は……と、いよいよ今日のメインイベントに手をつけようとしたら、ワイフが意外と早く帰って来ると連絡があった。なので、それは中止。
ホットタイムになり、その後、久しぶりにちび助の自宅点滴となった。腎臓の方は、やるべきことがだいたい決まり、維持できていることが分かったので、あとは黄疸の原因となっている何かが消滅することだ。
それからやっと作家業に着手である。週明けまでにやりたいことがあり、そのために、資料を読み始めた。これは、読みながら、アイデアが浮かぶのを待つのである。
夕食をはさみ、午前零時まで頑張ったが、アイデアはまだ浮かばない。
11月3日(日)「小説の神様・・・の風さん」
文化の日らしく、今日も天気は好い。
しかし、このところ毎日朝から花粉症がひどく、強い抗ヒスタミン剤を服用している。今朝もそうした。でも、あとで副作用で苦しむんだよね。
中3日でちび助を病院へ連れて行った。体重は前回とほぼ同じ。腎臓は恐らく現状維持だろう。耳の裏や白目、歯茎などを医師が診て、まだ少し黄疸気味だね、とのこと。注射を打ってもらった。
案の定、帰宅したら抗ヒスタミン剤の副作用でダウン。
1時間後に起きて、卵かけご飯を食べて元気を出し、ルーチンにとりかかった。片付けを含めてひと通りやったが、それぞれ少しずつだ。
宅配が出版社からの荷物を届けてきた。これは富山県の読書感想文コンクールで知事賞をもらった子へのサイン本にするのである。今回は、筆ペンを使ってまともに書いてみた。もちろん心得のない私は、お手本が必要なので、執筆マシンを使って、フォントを選択し、画面に大きく手本を映し出し、最初はボールペンで普通紙の上に書いてみて、その後、筆ペンで練習し、その後、いきなり本番で書き上げた。筆ペンのお蔭で、何とか書くことができたが、習字はまじめにやっておくべきだった。
夕方、長女が来るので、迎えに行くついでに、出版社へ宅配を出してきた。
晩ご飯まで昨夜の続き。次の児童書の書き出しを考えるため、資料を読んでいる。この作業はとても面白いのだが、アイデアがいつ閃くか分からないのが、何ともつらいところだ。残念ながら、今夜も、小説の神様は降臨なさらなかった。文化の日だったのになあ(笑)。
11月4日(月)「シアトルテラスでも・・・の風さん」
振り替え休日で3連休になっているが、どれだけの人々がそれをエンジョイできているのだろう。現役時代、完全週休二日制だったので、祭日にはほとんど縁がなかった。
ルーチンのみ終え、長女を入れた3人で昼食を摂った後、長女の夫が来宅した。今日は二人とも休日だが、前後の日はすれ違いとなっている。
ちび助を見舞ってもらい、ゆっくりした後、アクアで外出した。
新婚夫婦は今月の後半、やっとハネムーンに行く。ご主人にとっては初めての海外旅行であり、行ったことがないというので、セントレアを案内することにした。今日は朝から強風が吹いていて、スカイデッキをずっと歩くのはつらかったので、下を通って先端部まで行った。ご主人にとっては、飛行機の発着を見るのも珍しく、楽しそうだった。あちこちの施設をほとんどすべて案内し、出発当日のシミュレーションもできたと思う。
夕方から、私のお気に入りのシアトルテラスへ行った。ここは異空間を感じる。何となく映画を観ていて、その世界に入り込んだ気になっているのと似ている。自分も別の人格になってみたくなる。だから好きなのだ。
実は、こうやって長女夫婦を案内しながらも、頭の中では常に小説のアイデアを考えている。小説の神様がいつ降臨されるか分からないからだ。
今日はずいぶんと歩いた気がするが、まったく元気な状態で、セントレアを後にした。
帰宅し、ハネムーン旅行の話などをしながら、気が付いた時にはもう10時になっていて、二人が帰る時間になった。
だいぶ遅くなってしまったが、しぶとく書斎に行って、続きを再開した。資料を読みながら、国立国会図書館デジタルコレクションを検索して原書を確認しているうちに、だんだんイメージが膨らんできた。モチベーションが高まってきたのだ。これなら、スタートできそうだ。そう思った。
ちび助に今日2回目のミルクと薬を飲ませ、就寝態勢に入った。万歩計の数値を見ると、やっと6000歩をこえたところで、意外と少なかった。
11月5日(火)「危機一髪(笑)・・・の風さん」
またまた執筆が遅れている。毎日のように取り組んで、毎日のように遅れて行く。勤勉なだけでは結果は出ない。人生のベテランで、そんなことは百も承知しているはずなのに、やはり死ぬまで治らない病気なのか。
ところが、昨夜から今朝未明にかけて、明らかに前進があった。これでスタートできる、と思った。
とにかく早くルーチンと少しだけの片付けを終えて……、と思いつつ頑張ったが、もう昼ご飯の時間だ(笑)。とりあえず卵かけご飯の高速ランチ。ランチだけはいつも手際が良いな。仕事もこうならないのか。
ここでキャメロンで買い物に出かけた。今日も好い天気。主目的はホームセンターで窓のロックを購入すること。ついでにドラッグストアにも寄って、なくなりかけている品物を購入した。帰宅してすぐ、ちび助の病室(次女の部屋だったところ)へ入り、窓を少しだけ開けて、買ってきたばかりのロックで固定してみた。超簡単だが、防犯の機能はほとんどない。病室の空気の入れ換えのために買ったのだ。病室の整備もあと少しで完了するな。
やっと作家業を開始してまもなく、ワイフがやって来た。次女から送ってほしい品物のメールが届いたそうで、片付け担当の私に心当たりはないか聞きに来たのだ。いちいち中身を点検しながら片付けているわけではない。元あった場所ごとに段ボールに入れただけである。
二人で捜索を開始したが、見つからなかった。とうとう、すべての段ボール箱を開けることに……。
疲れ果てて(精神的に)そのままホットタイム。
晩ご飯まで作家業を、と思ったのも束の間、先月の名商大の講義のレポートの採点を忘れていたことに気が付いた。事務局からの希望納期は7日なので、総合採点結果を今夜中に、採点レポートの返却を明日の投函でおこなえば、何とか間に合いそうだが、危なかった。机上にはやらねばならないことが山積みで、その下からレポートの束が出てきたのだ。危なかった。
また明日頑張るしかない。
11月6日(水)「動かせ、体・・・の風さん」
自然災害が続いたついこの間が嘘のように、このところ天気が好い。
朝食後、近くのポストまで歩いて投函してきた。執筆が忙しくても、体を動かすことを怠ると、大事な時に頑張れなくなる。それはともかく、田舎なので、近くのポストの郵便物の回収は、月曜から土曜まで午後2時半ころ(休日は午前9時半ころ)の1回だけだ。せめて午前と午後の2回にしてほしい。しかし、局員が人手不足なので、仕方ないか。
午前のルーチンをこなしながらhairdye。気温が高いうちは全然平気な作業だが、面倒でもある。
続けて、月初のルーチンである、ガスコンロとレンジフードの掃除をした。1か月でかなり油分が付着している。掃除をしてしまったので、ラーメンを作れなくなり(笑)、ランチは再び朝食と同じトーストとホットミルク。私は、食べることに執着がほとんどないので、こんな調子だ。それでも体重オーバーだから、もっと少ない食事の方が適量なのだろう。
昨夜送付した講義の評価表に未記入のところがあると指摘され、しっかり記入しながら、加点もした。これで総合点のばらつきが大きくなったので、事務局の評価も楽になるだろう。学生のアンケート結果も送られてきた。自由記入欄のコメント類の中に、面白いのがあった。たぶん女子学生だろう、2名が、私のネクタイの柄がステキと書いてあった。はて、どのネクタイを締めて行ったのだろう?
今日の作家業は、昨日の続きだけでなく、連載している『数学文化』の短編の準備も少しした。これで、年内は、3つの執筆すべてに注力できる準備が整った。しかし、ちび助が少し元気がないのが気になる。
11月7日(木)「病室の整備・・・の風さん」
身辺の気になることは先ず処理しておきたい。キャメロンでJAのGSへ行き、初めてセルフで灯油を買ってみた。現時点の価格や割引の確認ができた。今年更新したポリタンクのチェックもでき、Eまで減った屋外タンクに給油し、屋内の温風ヒーターの作動点検がいつでもできる状態になった。
続いて、ちび助の病室(次女の部屋)へ入り、ベッドの下の障子を2枚取り出し、元の位置に据え付けた。これで、ワイフがベッドを片付ける準備をすれば、病室の整備はゴールが見えてくる。この作業は、掃除機も持ち出して大変だった。約1時間かかった。汗をかいたので、シャツを着替える必要があった。
昼食は納豆ご飯の高速ランチ。午前中は達成感がある。
午後は、2階の片付けを軽くしてから、作家業に復帰した。長編の書き直しだが、冒頭の部分は初めて書くことになる。イメージはできているが、こだわりの風さんは、そのイメージの裏付けを求めた。
ホットタイム後、ちび助を病院へ連れて行った。食欲がまだ戻っていないせいか、体重がまた減った。黄疸が出る前の食欲がうらめしい。その黄疸はかなりよくなってきたが、念のため、今日も注射を打ってもらった。黄疸が消えても、たとえば肝臓の疾患は完治していない可能性が高い。3回分の点滴セットと薬をもらって帰宅した。
晩ご飯後もイメージの裏付け調査。重大な事実が見つかって、安易な書き出しはできないことが判明した。
11月8日(金)「名古屋で買い物・・・の風さん」
今日は少しイレギュラーなスケジュールの1日になる、と分かっていたのに、バカは死ななければ治らないの差別発言通り、昨夜早寝せず、いつもより早起き。ちび助にミルクを飲ませ、ワイフを駅まで送っただけで、もう不調を感じていた。こういう時はアレルギー反応が起きやすい(花粉症のこと)ので、抗アレルギー錠を少し飲んでおいた。
ルーチンと片付けを急いでおこない、外の様子をうかがう。上々なら屋外作業である。天気は好いが風が強い。窓も大きく開けられないほどだ。カラスが「あほう、あほう」と鳴きながら飛んでいく。くそ。
屋内で気になっていることに取り組むことにした。リビングのクーラーのルーバーの動きがおかしいのだ。カバーを開け、フィルターを外し、掃除機できれいにしたところまでは、普通の作業。リモコンで色々と操作してみたが、確かにルーバーがわずかしか動かない。フルストロークの5分の1くらいだろうか。自動ではうまく動かないが、手動にして自分で好きな位置に動かしておけば、クーラーとしては使える。分解できれば、もっと何かやれるかもしれなかったが、簡単に分解できそうもない。とりあえず復元して、また考えよう。
ちょっと早かったが、卵かけご飯の高速ランチにした……ら、どっと疲労が。抗アレルギー錠のせいではないと思うのだが。
うつらうつらしているうちに、出かける時刻が近付いてきた。2階へ上がり、出かける準備と昨日の続きをやりながら、ワイフからの連絡を待った。その連絡を30分も見落としたため、出発時刻はやや遅くなった。
今日は、名古屋でワイフにバースデープレゼントをするのだ。すっかり貧乏になってしまった私は、たまったポイントしか予算はなかった(笑)。
珍しく、買い物は早かった。昨年もそうだったが、必要なものを買うからだ(先月の私の場合もまったく同じ)。食事をして帰るのだが、久しぶりに奮発しようと提案しても、贅沢には慣れていないこともあり、天ぷら定食の一種に、二人で冷酒を1本つけただけだった。注文した冷酒が秋田のお酒だったのはうれしかった。帰りの電車まで時間があったので、フルーツケーキを買った。ここまですべてポイントを使用した(笑)。
ライブカメラでちび助のエサ入れの様子をチェックすると、全く食べていないと心配だが、少し減っていた。
日中の風はもうやんでいて、寒くなかったが、駅から家まで歩くとけっこう疲れる。あと10年もしたら、歩く気になれないかもしれない。恐ろしいことだ。
コーヒーを淹れ、買ってきたケーキを食べた。それでもう今日のエネルギーは使い切ったことにして、終了。最後の仕事はちび助にミルクを飲ませることだった。
11月9日(土)「バッテリーの充電・・・の風さん」
作家業に専念するため、今日も午前中に気になることに取り組んだ。
朝食とルーチンを終えてすぐ、外へ出た。物置にしまってある12Vのバッテリー充電器を取り出した。延長コードと一緒にレジ袋に入れてあった。固い結び目を苦労してほどいて開けると、ぎょぎょ、ゴキの死骸が! 物置の中に設置してあったブラックキャップを食べて死んだのかもしれない。次のゴキ対策のための有力な情報だ。それはともかく、キャメロンを裏の土地に移動させて、今回はそこで充電することにした。ここ数年、バッテリーにはつらい冬になる前に充電したくて、多忙のためできなかった。やっと実施できる。
続けて、屋内の仕事だ。月初に定例にしている洗面所の鏡(2枚)のクリーニングだ。今回は、次女の部屋の姿見もやることにした。
バッテリーの充電は、昼食後に終了し、延長コードを外しに家の裏に回ったら、窓の下でゴキの死骸を発見した。家の周囲にもブラックキャップを置いてあったので、効いたのだろう。
気になっていた仕事ができ、気分的に楽になったので、長編の書き出しに再挑戦だ。再度、資料をしっかり読んで、歴史に詳しい人からクレームが来ないように書き上げた。
次は、『数学文化』の連載だ。こちらも書き出しのところで、ちょっと悩んでいた。材料は史実で、主人公がなぜそこへ行ったのか、イマイチよく分からなかったが、これもしつこく調べているうちに、重要なヒントを発見した。続けて、主人公が次の目的地へ向かった通り道が、現在のどの辺なのか、色々な情報を元に調べていくうちに、当然だが、江戸時代は何という村だったのか、それが分かった。そこまで分かったので、書き出しはOK。次は、今回のドラマをどう設定するかだ。それはまた明日ということにした。
今日はちび助の自宅点滴の日だったので、晩ご飯の後、いつものように準備した。そろそろ気温も低くなってきたので、主治医のアドバイスに従って、薬液をほんの少し電子レンジで温めて注入したが、やはり寒そうなので、次回はもう少し温めることにする。就寝前には、ミルクと薬を飲ませた。
知人が本を出版したとFBに書いてあったが、調べたらまだ発行日でなかった。来月である。書店で探して購入しようと思う。
11月10日(日)「ブックオフ・・・の風さん」
快晴。風もなく、気持ちの良い日だ。老人モードか(笑)。ちび助も普段通りみたいだ。
バタバタと準備して、ワイフの実家行きに同行。観光地から出る方向に走っているのに、クルマが多い。何だかんだ言っても、世の中、景気は良いのだ。と言うか、平和なのだ。その幸せをもっと感じるべきだと思う。私もそうしよう。
実家に到着してひと休みすることもなく、近所のファミレスへ4人で行った。私の好きなファミレス(^_^)。正午前だが、満員。日差しがあって、少し暑いくらい。やがて、呼ばれて席へ着いた。
実家へは大人数で集合することが多く、そういう時は私はビールを飲んですぐ寝てしまう。今日は違うので、近況(主にちび助のこと)を大いに語った。私の話は義父母には面白かったようだ。
実家に戻ってから、私は近くのブックオフへ行った。ここは前回下見していた。長男の部屋の片付けで出た、不要な漫画本を試しに売りに行ったのだ。ついでにiPhoneで会員登録もしたので、100ポイントゲットした。それほど待つこともなく、査定結果が出た。34冊の持ち込みで210円になった。私は平均して1冊10円と思っていたので、査定額0円の本があったのだと思ったが、ほとんどが査定額5円だった。バーコードを読み取りながら、PC画面に向かってシステムに査定させている店員の様子が頭に浮かんだ(実際のことは知らないが・・・あとで調べたらオンラインシステムとはつながっていないような印象)。これだけで2ポイントもゲットした。早速ポイントを使おうと、かなりの時間をかけて物色したが、欲しい本は高額なので、文庫を1冊購入した。108円の定価に対して、ポイントをすべて使い、現金を6円支払った。ブックオフはまた利用できそうだ。
実家へ戻ると、御列(おんれつ)のパレードが始まったところだった。天皇皇后ともに笑顔で、顎の病気を患った経験から、顎の筋肉に相当の負担がかかっていると思い、気の毒だった(笑)。天皇の崩御にともなう皇位継承ではないので、完璧な祝賀ムードとなっている。そして、時代のニーズに合った天皇皇后の誕生で、国民の期待もきわめて大きい。世界の動乱や自然災害などの不安要素があるが、これ以上はないと思われる象徴の登場だ。
4時過ぎにおいとまして家路についた。比較的スムーズに走れ、1時間ちょっとで帰宅した。ちび助に異常はなかった。
晩ご飯をはさんで、ルーチンをこなし、月末のオープンハウス(会社の元同僚たちを招待する)のスケジュールなどをメールしまくった。
11月11日(月)「検査前日・・・の風さん」
天気予報が久しぶりの雨である。しかし、まだ降っていない。じゃあ、降り出す前に外の用事を、とキャメロンで外出した。
JAとUFJのATMをめぐって帰宅した。明日の大腸内視鏡検査のためのお金の準備だ。
数年前に便潜血検査が10年目で初めて「陽性」になったため、大腸内視鏡検査を受けた。ポリープの切除があったが「良性」だった。その後、1年おきに検査することにした。医師の指示を受けているので、再診扱いである。前回は問題なし。明日は通算3回目かな。ポリープ切除があると1泊入院となり、費用がかかる。
検査前日の今日は、準備のため、食事制限がある。消化の悪い乳製品は禁止だ。朝食はトーストとコーヒーにした。自主的に便秘薬(下剤のこと)を服用した。
昼食から、病院指定食で、先ずは、レトルトのシチューを容器に入れて電子レンジで温め、クラッカーと一緒に食べた。悪くない。そのエネルギーを使って、風呂洗いをした。月に一度の徹底掃除である。まだ寒くないので楽だ。
ルーチンの後、2階の片付けを少しした。休憩時に紅茶を飲んだ。今日は水分を積極的に摂らねばならない。
長編小説の修正が今日のメイン業務だ。書き出しを再チェックした後、第一章に入った。設計図を確認する。それを頭にしっかり入れて修正していく。
夕方、ワイフが帰宅し、ホットタイムなしで、ちび助を病院へ連れて行った。
黄疸は消えたが、食欲は戻っていない。体重がまた減って過去最小記録となってしまった。全く食べていないわけではないので、これが現在維持できる目いっぱいなのかもしれない。頑張れよ、ちび助。
帰宅してすぐ、夕食の準備。私はレトルトの雑炊と大根の煮物。当然、完食。食後にコーヒーを飲んだ。
明日は早朝からお腹の中をきれいにする作業に入るので、いつものように夜更かしはできない。
病院指定の9時に下剤を服用した後すぐ入浴し、ちび助にミルクと薬を飲ませてベッドへ急行した。
11月12日(火)「私は問題なしだったが・・・の風さん」
昨夜の下剤が効いたらしく4時過ぎにもう睡眠が浅くなった。何となくお腹が気になる。結局、まだ真っ暗な5時に起きて、トイレへ行ってみた。やはりいくらか効果があったようだ。
検査時刻は午後2時開始だが、病院バスが某駅前を11時15分発が午前の最終なので、当地の最寄りの駅を9時49分発の電車に乗らないと間に合わない。なので、お腹を空っぽにする作業開始は、遅くとも6時だった。
大量の下剤を作って、書斎にすべてをそろえた。執筆マシンで作業しながら準備をしようというわけだ。
さらに、たくさんの荷物を持って名古屋へ出かけるワイフを駅まで送ろうとすると、8時半には、だいたい準備が整っている必要があった。
こういった困難というか無茶な状況になると、俄然やる気が出る性質なので、行動はテキパキとしている(笑)。
下剤と水を飲んでトイレへ行くというプロセスを、何度も繰り返しながら、ついでにルーチンも片付けて行く。下剤は不味くはないが美味くもない。何度も飲んでいるうちに苦痛になってきた。水を飲むとスカッとする。8時過ぎには既定の3クールを終えたが、これから水を飲みながら、消化器系の洗浄をするので、とつぜんトイレに行きたくなる。もう執筆マシンでは、昨日の続きの小説の修正作業に取り掛かっているという、まさに佳境である。
うまくトイレに行きたくなりそうもないタイミングに、ちび助にミルクを飲ませ、ワイフを駅まで送ることができた。
その後、水を飲みながら、トイレを心配しつつ、片付けをし、同時に出発の準備を整えた。
駅まで歩いた。快晴だが、昨日と違って、風が強い。お腹の中は空っぽで、そのことを考えるととても爽快な気分だ。しかし、思ったほど体が軽くなった気がしないのは、余計なぜい肉がたくさん体についているせいだろう。会計的に言えば、固定費が多過ぎるということだ(笑)。
病院の検査受付に到着したのは11時半前だった。待合室で待つことになるが、いつの間にかウトウトしてしまった。
予定通り午後2時過ぎに呼ばれて、やがて検査室へ通された。胃カメラを含めて何度も経験しているので、特に緊張はない。
鎮静剤を打たれてほどなく、眠りに落ちた。
今回も早く目が覚めて、ナースコールしたが、もう少し休んだ方がいいと言われて、また目をつぶった。しかし、やがて、隣のベッドの住人がいびきをかきだしたので、目が覚めてしまった。3時過ぎに、起きることにした。
看護師から説明があり、今回は「観察のみ」だったので、今からは普通の生活を送ってかまわないとのことだった。入院の準備をバッチリ整えてきたが、それは不要になった。
さすがに空腹だったので、病院の自販機コーナーで、パンとココアを買った。
夕方最も早い5時半発の病院バスに乗車した。既に外は宵闇だ。長い1日だが、まだ終わらないぞ。
帰宅したのは午後7時過ぎで、先に帰ったワイフが迎えに来てくれて助かった。しかし、ちび助が全く食べている様子がなく、しかもぐったりしているという。なので、家に着いてすぐしたことは、急遽、明日の診察を予約することだった。午前中の診察を予約できた。
遅いホットタイムをしながら、ワイフとあれこれ話し合った。ちび助のことだけではない、今度はワイフの健康診断だ。苦痛の嫌いなワイフは、バリウム検査をずっと拒否してきたが、そろそろやるべきだと私が主張して、議論になった(継続審議)。
帰宅してから2回ちび助にミルクを飲ませ、私は早々に就寝することにした。明日も大変そうだ。
11月13日(水)「ちび助の黄疸は消えた・・・の風さん」
ちび助の具合が悪いので、昨夜予約して、病院に行くことになった。さらに、ワイフが、ちび助のオシッコを採取できたので、それも見てもらう。
体重がさらに減って最小記録を更新した。もう減るものはないような気がするのだが。オシッコを分析してもらったところ、黄疸症状はすっかり消えていた。これは一つ良い情報だ。とにかく慢性の腎不全との戦いに集中するしかない。今日は自宅点滴の日だったが、病院に来たので、主治医に点滴をしてもらった。
相変わらず、ちび助の食欲がないので、ミルクは1日4回にすることにした。ミルクパワーで何とか元気を出してほしい。
今日は晴天で風もなく、最高の行楽日和である。遊びに行くわけではないが、知り合いのピザ屋にワイフとランチを食べに行った。病気で休んでいる奥さんの様子を知るのが目的だった。通院は月一になり、ピザ屋へもリハビリを兼ねて、週一くらい顔を出しているらしい。順調に回復しているということだろう。
帰りに産直の店に寄り、そろそろみかんが販売されているのではないかとチェックした。今年は不作らしいが、何とかあったので、明日にでも来て、知人に送ろうと思う。
帰宅してすぐちび助の病室を整備する一環で、ベッドを片付けて、空いたスペースにトイレを設置した。
ワイフがクリーンセンターへ大きなゴミを捨てに行っている間に、私はルーチンをこなした。
帰ってきたワイフはすぐにアクアの洗車を始めた。私は、JAのGSまで灯油を買いに行った。先週からリッター当たり2円値上げになっていた。先週のうちに買いだめしておくべきだった(笑)。
帰宅し、ホットタイム後、ちび助に、今日3回目のミルクを与えた。
その後は、作家業に復帰したが、連日の超多忙で落ち着かない。それでも執筆マシンにしがみついて、1ミリでも前進するのだと頑張った。
11月14日(木)「みかんの送付・・・の風さん」
朝食後すぐワイフの協力を得て、産直の店へ走った。とりあえず4軒に送るので、購入と送付を分担並行して作業を進めた。私一人なら1時間はかかるところを、算数計算通り30分で終了できた。大仕事が終わってホッとした。
それにしても晴れているが風が強い。こういう時は屋外作業は困難だな。
帰宅して、まだ勢いが残っていたので、気になっていた屋内作業を開始した。ゴキの進入口として不安のあるダイニングのエアコンのパイプ接続部分を処置した。いちおうスルーパイプが通っていて、パテも使われているのだが、壁との間にすき間が見えたので、透明なガムテープで封印したのだ。確かにこの付近では出現したことがある。
あと、サンルームの壁掛けライトのフードを外して、内部を点検した。13ワットの蛍光灯が使われていた。寿命はきていない。フードのクリーニングもしておいた。
ちび助の病室が整備されてきたので、2階から次女の荷物のほとんどを戻した。長男の部屋の片付けがやりやすくなった。
自分のルーチンは簡単にしておいて、作家業に復帰した。長編の修正である。最初の章は修正が多い。文章にも神経を使いながら書き直していく。
晩ご飯の時、ワイフの健康診断のお勧めメニューを再提示した。私が妥協した形だ。いやがるワイフに強制できない。不運が起きたら泣くしかない。人間は完璧ではないのだ。
11月15日(金)「またちび助とシンクロ・・・の風さん」
昨日みかんを送った人たちへ予告メールを送ろうと思い、朝一で執筆マシンに向かったら、いきなり一人の方からケータイに電話が入った。え? もう届いたの? 次女が嫁いだ茨城県からだった。意外と近いな。ドローンでも使ったのだろうか?
昨夜から、ちび助の具合が良くない。キャットフードを全く食べようとしないのだ。元気もない。せっかく病室が整備され、自宅点滴がいつでもできるようになったのに……。
ちび助の体調と私の精神状態はシンクロしているので、イマイチ私も気合が入らない。ため息ばかり出る。
今日は友人宅へ行く予定だったワイフも、昨夜のうちに中止を決め、朝からちび助のケア態勢に入っている。
午前中にルーチンと簡単な雑務(購入した灯油を屋外タンクへ入れ、長男が不要といったVHSビデオがテレビのアニメの録画だったのを確認して廃棄)を終えた。ワイフが昼食を作ってくれた。しめやかに二人で食べた。
来年、年明け早々、作家として講演をすることになった。ありがたいオファーがあったのだ。聴講者に合わせて、内容はだいたい決めた。窓口の知人から、講演タイトルと私のプロフィールが欲しいという連絡があったので、それならレジュメの下書きを作成しておこうと思った。ちび助の体調とシンクロしている私には、これがベストの仕事のような気がした。
夕方までその仕事をし、ホットタイムの時に、ちび助の今日の病院予約をどうするか相談した。ぐったりしていて、往復するだけでもかなりの負担になりそうだった。とりあえず点滴だけはできるので、無理せず、様子を見たいと思い、主治医に電話して相談した。その結果、先ず自宅で点滴をし、その様子を再度報告して決めることになった。
ワイフと二人でバタバタと準備し、病院と同じ量の点滴を実施した。ペットハウスから全く出て来なかったちび助が、帰りはしっかり自分の足で歩いて戻ったので、今夜はこのままでいい気がした。それで、再度、主治医と電話で相談し、明日も自宅で点滴し、明後日主治医に診てもらうことにした。
食べないだけでなく、ちび助は水もほとんど飲まない。なので、1日に4回のミルク(猫用流動食)を、半ば強制的に飲ませているだけである。とても心配だ。
晩ご飯後、ちび助の表情が少しシャキッとしてきた。
講演用のレジュメの下書きができたので、意見をもらうため、メール添付で知人へ送付した。講演用スライドは、大晦日にでも作成しよう(笑)。
11月16日(土)「ちび助と共に・・・の風さん」
ちび助の容態がまた悪化した。自分の唾液を飲み込むことができず、よだれのように垂らしている。口の周りを拭いてから、恐る恐るミルク(猫用流動食のカロリーエース)を飲ませてみた。抵抗されたが、その後、吐くこともないので、胃に問題はなさそうだった。
昼前後に主治医の指示の自宅点滴を予定しているが、ワイフが突如、南知多町の某ガーデンに行きたいと言い出した。来月、そこで予定があると言う。今日も秋晴れで、落ち込んでいる気分を高揚させるには良いと思い、同行することにした。
この間、近くの花畑に行ったばかりだが、これから行くところも、フラワーショップに草花をおろすのが主事業で、土日だけ一般の人にも販売しているそうだ。話好きの社長が丁寧に解説してくれた。大型のビニールハウスの中で、単純でない色柄の花の苗がたくさん並んでいて、見ているだけで気分が良くなる。寄せ植えの鉢もたくさん作って売られていて、その中の一つが気に入ったので、購入してしまった(笑)。ワイフは、寄せ植え用の花をたくさん買った。
昼になってしまったので、ワイフが近くの食堂へ行こうと言った。ちび助のことが心配で付きっ切りでケアしているせいだろう。今日は積極的だ。もちろんOKで、行ってみたら、バイクでツーリングしている人が好んで利用している天丼の食堂だった。観光地に暮らしているんだな、とあらためて思う。かきあげ丼を食べた。
帰宅してすぐ、ちび助に少量の点滴をおこなった。腎臓の問題は何とか維持できているような気がするが、体力が落ちていてはどうしようもない。
ワイフが寄せ植えを作っている間、私はルーチンと気になっている雑務をこなした。ちび助が元気なら、とっても安穏な午後だ。ワイフの立派な寄せ植えが完成した。
夕方のホットタイムの後は、執筆の続きだ。ちび助の病気に歯向かうような気持ちで執筆マシンに向かった。
ちび助のよだれが治らないまま、今日4回目のミルクを飲ませて就寝モードに入った。明日はちび助を病院へ連れて行く。
11月17日(日)「ちび助のよだれ・・・の風さん」
天気は好いが気分は低調。ちび助のよだれは相変わらずだ。今朝はミルクはやめて、薬を溶いた水(この水もペット用ポカリ)だけ。さらっとしているので、飲みやすそうだった。
急遽予約した病院へ。ちび助と二人だけで。ケージの中でもおとなしい。
待合室はバカ犬が吠え続けていてうるさかった。飼い主がどうかしている。だまらせるような態度をまるで示さない。待っている間、ちび助のよだれを3回拭き取ってやった。可哀そうだ。
主治医に診てもらった。口の中を見て、物理的な問題はないと言った。つまり口内炎とか喉が変だとか……。腎臓が悪くて弱っていて(また体重が減っていた)神経にも異常が生じているのかもしれないとのことだった。しかし、内臓的な問題があるかもしれず、抗生剤を点滴に追加してくれた。食べ物は少しずつでも与えてよいと言われた。
自宅点滴用品をもらって帰宅。ちび助の口の周りや中を濡れティッシュで拭いてやった。続いて、ワイフと二人がかりでミルクをゆっくりと飲ませた。今与えられる食べ物としては、これがベストだろう。続けてペット用ポカリを少し飲ませて、さらに濡れティッシュで口の周りと中を拭いてやった。
ちび助がこんな調子なので、こちらもしっかり昼食を摂る元気がなかった。それで、昨日、ワイフが友人からお裾分けでもらったコストコのバースデーケーキを食べることにした。子どものころ食べた味がする。とにかく大きい。ショートケーキなら10個分はありそうだったが、根性で平らげた(笑)。ちび助の病気に対する怒りのエネルギーみたいなものだ。
それから、ルーチンを少しして、執筆の続きに取り組んだ。今日は何が何でもキリの良いところまでやると決めた。
こうしてちび助のケアをしながら、何とか、執筆はそのキリの良いところまでやれた。就寝する頃には、ちび助のよだれは少しになっていて、もしかすると抗生剤が効いたのではないかと思った。
11月18日(月)「ちび助にもっとミルクを・・・の風さん」
ちび助のよだれが減っている。ミルクを飲ませても吐かないので、今日はしっかりミルクを飲ませよう。朝一番は、薬も飲ませた。
ちび助の調子が良くなると、こちらも元気が出て来る。買い物の用事を一気に片付けることにした。ワイフのアクアを借りて出発。運転をしていると作品のアイデアが浮かぶことが多い。今日もそうだった。信号待ちでメモをしたが、ICレコーダーの方が安全だな。また携行するようにしよう。
大型家電量販店へ行き、昨年壊れた電気カーペットの本体(ヒーター側)を購入した。安価なメーカー品が購入できたのは良かったが、ついでに購入したインクカートリッジなどの割引クーポンを使いそこねた。老人は基本的にボケのために損をすることが多い(この場合、損ではなく得をしなかったか)。百均とホームセンターでもちょっと購入。
そこからまた別の店へ走った。今日も快晴で、海岸通りを走るのが気持ちいい。
スーパーでレギュラーコーヒーのまとめ買いをし、ホームセンターでも電池のまとめ買いをして帰宅。
ちび助の様子を見て、ついでに濡れティッシュで口を拭いてやる。この時、口の中へも押し込んでたまっているよだれを拭くので、ちび助は気持ち良さそうだ。
昼に、ちび助に2回目のミルクと水を与えたところで、こっちが疲れてしまい、1時間ほど仮眠。
高校の同窓会誌が届き、同級生の記事が出ていた。1年の時のクラスメートで、その後生徒会長になった人だ。親しくしていたわけではないが、あらためて自分よりはるかにおとなだったのだなあ、と感じた。私は幼過ぎた。
やっとルーチンと片付けをし、夕方のホットタイムの時に、3回目のミルクと水。晩ご飯の後に、4回目のミルクと水を与え、就寝前が5回目のミルクと水。明日はさらに工夫しよう。
ミルクは1回にわずか10ccだが、これだけでも気長に与えていたおかげか、少し歩き回るようになった。
11月19日(火)「ちび助のケア方法・・・の風さん」
朝一番でワイフがペットハウスの中でちび助のウンチを発見した。立派なウンチで(笑)、ミルクだけでも出ることに感心した。ということは……。ちび助のよだれが少ない状態だし、昨日はミルクや水をやや多めに飲ませても吐かないので、今日は新たな工夫をすることにした。
病院で購入したキャットフードをコーヒーミルで細かく粉砕し、水(ペット用ポカリ)で溶いて飲ませる方法だ。午前中にふだん使っていないコーヒーミルを取り出して、きれいにした。そして、昼のミルクの時、とりあえず3粒で試したところ、全く抵抗なく飲んでくれた。さらに、夕方のミルクの時に、また3粒のキャットフードを与えた。成功。
そのデータを持って、病院へ行った。残念ながらちび助の体重が微減だったが、今日のトライは医師に認めてもらえた。よだれの原因は、腎臓の悪化により脱水症状が進んでいるためで、唾液の粘度があがっているからだという。オシッコが増えても、もっと水分を与えるべきとのアドバイスだった。
さらに重要な情報は、カロリーの摂取量で、ミルクとキャットフードとどちらが効率的かということだった。どちらも液体になっているので、比較できるのだ。正味で比較すると、キャットフードの方が4倍カロリーが高いことが分かった。しかし、キャットフードは水で溶いているので、大量には与えられない。やはり両者を組み合わせて与えることになる。ちび助の元気具合(これは舌の動きで見る方法を教えてもらった)で、キャットフードの比率を増していくのである。
帰宅して、夜の2回の食事では、それぞれキャットフード10粒でドリンクを作り、飲めそうなだけ与えてみた。明日もこの調子でやっていく。
夜、ちび助がまたウンチを少しした。こういうのを見るとうれしくなる。
今日はワイフが名古屋の用事をパスしてくれたので、ちび助のケア方法が前進した。
しかし、私の仕事は予定の半分もできなかった。
11月20日(水)「がむしゃらな一日・・・の風さん」
昨夜、調子に乗って(ちび助のケア方法が前進したので)、就寝前に洋画を観始めて、結局、最後まで観てしまった。ワイフの好きなトム・クルーズ主演だったが、相手役が何とキャメロン・ディアスで、愛車の名前の由来ではないのだが、彼女の映画は恐らく初めてだったこともあり、気になって最後まで観てしまった。タイトルはナイト&デイ。アクションものエンタメだけどね。
睡眠不足でもちび助のケアは絶対なので、普通に起床した。少しずつキャットフードの量を増やしていくやり方。
朝食後、五大路子さんからとつぜん電話があった。本の出版(著作権など)に関する相談というか質問だった。かなり時間をかけてお答えした。お役に立てればよいが。
雑務のこま切れの一環で、GSまで灯油を買いに行ってきた。JAのGSでの購入は3回目になる。家から近いので便利だ。家計簿の記入も楽になる。定年退社後の身辺整理の一環でもある。こういった見直しや変更は、いくら何でも70歳までには終了させねば(いやはや気の長い男だ、私は(笑))。
この間のアイデアメモのため、ICレコーダーを引っ張り出して、使ってみた。かつて会社の通勤中に浮かんだアイデアを録音しようとして購入したものだ。しかし、当時は、浮かんで来るアイデアは会社の仕事のアイデアばかりで、携行をやめた(笑)。でも、今なら会社の仕事のアイデアなど出るはずがない。仕事していないのだから。電池を入れてみたら使えることが分かった。ラッキー。キャメロンで出かけるときは、必ず携行しよう。
JPが注文した年賀状を持って来た。昨年は喪中はがきが多かったこともあり、年賀状がたくさん余った。なので、今年は発注枚数をセーブした。それでも、値上げと増税で、2万円近い。これも徐々に減らしていかねばならない。
夕方の点滴もおこない、ちび助には今日は5回流動食を与えることができた。キャットフードも少しずつ増やしてみて、吐くこともなかったので、明日はもっと増やしてみるつもり。
連載小説で採用するドラマのヒントを発見した。ストーリーはまだ。これができれば、ひと安心だ。
11月21日(木)「キャットフードを増量・・・の風さん」
ちび助に1回にどれだけの量のキャットフードを食べさせられるか調査することにした。1日5回の食事で少しずつ増やしてみる。
その1回目を終えて、自分の朝食を終えた後、簡単風呂掃除をした。
午前中にケーブルテレビが工事の説明に来た。経営者(株主)が変わって、やっと光ケーブル化されるという。これまでの経緯を話して、今後は安定してネット環境が維持できそうだし、口座の引き落とし先の変更ができるので、4年ぶりに地元のネットに契約を戻すことにした。現在の契約では違約金が発生するが、商品券で補てんしてくれるという。私のおこなう手続きは少々やっかいだが、定年退社後の身辺整理から考えれば、方向としてはリーズナブルなので、頑張ってやる。
屋外タンクに灯油を給油した後、最近考案したゴキ対策を実行した。屋外でゴキを退治するため、床下収納ボックスを外し、床下に屋外用ブラックキャップを設置するのである。ブラックキャップを固定するプラスチックシートと、それを吊り下げるための針金を取り付けた。床下にゴキが生息していることは、一般論ではあるが、実際、拙宅の床下を建築業者が点検してくれた時にも発見し、写真まで撮ってくれていた。事実なのである。床下からさらに内壁から、あらゆるすき間を探してゴキは侵入してくる。そういったすき間は一つひとつ発見して塞いできた。元を対策するためには、屋外の処置も必要で、実際、屋外の物置にはブラックキャップが設置してあり、その効果は確認済みである。次は、床下が有力な対策場所となる。ブラックキャップの効果は半年から1年はあるが、半年後にまた新品と交換するつもりだ。
遅い昼食にインスタントラーメンを作って食べ、ちび助に2回目(1回目より少し増量)のキャットフード(粉砕して水に溶かした)を与えた。時間が遅くなるのは、ワイフの仕事が終わるのを待っているからだ。
ルーチンと片付けを少しおこない、ホットタイム後、ちび助に3回目のキャットフードを与えてから、病院へ連れて行った。
2日間で体重が微増だった。嬉しかった。この調子で、今度こそ、ちび助をもっと元気にしてやるぞ、と思った。次は中3日後にしてもらい、自宅点滴用の薬液と器具ももらって病院を後にした。帰りに、ホームセンターでペットのエサやり用の特殊シリンジを購入した。既に使用しているものと同じ製品で、使い勝手がよい。キャットフードとミルクと水の3種類を同時に与えるので、シリンジは別々が必要だ。
4回目からは3回目と同じ量にし、ただし飲みやすくするため、粉砕後はやや大きくした。これの方が水に膨潤しにくく、さらさらしているのだ。ということで、ミルは粗挽きと(笑)。
晩ご飯後、やっと作家業になり、そして就寝前にちび助に5回目のキャットフードを与えた。効果が期待される。
11月22日(金)「ちび助は回復ムード・・・の風さん」
起きて階下へ行ったら、ちび助が自分で水を飲みに出てきたという。ここしばらくなかった行動だ。続けて、チュール(ペースト状のキャットフード)を与えたら、少し食べたという。元気が出てきた証拠だ。
今日は、昨日決めた量を5回続けて、完食を目指そう。
しばらく続いた晴天が一気に崩れて、今日は朝から曇り。やがて雨になり、気温もかなり下がるとの予報だ。
午前中は、久しぶりにルーチンと片付けをおこなった。
その間に天気がどんどん悪くなり、気温も下がってきた。ちび助は順調に食事をこなしているが、こっちが不調になってきた。ちび助とシンクロしているのではなく、天気とシンクロしている(笑)。そうではなく、ここ数日の頑張りのリバウンドで疲れが出たらしい。昼食後、休息タイムにした。
1週間後に会社の元同僚をたくさん迎えるので、ワイフがその準備を開始した。ワイフは今日はオフである。ちび助が復調しつつあるのも大きい、と本人は言っている。やる気が出てきたらしい。少し手伝った。
夕方から作家業に復帰した。昨日の続きで、連載小説の資料集めだ。ストーリーを考えながら資料を読んだ。
ちび助が順調なのに、作家業は相変わらずのろい。ストーリーも決まらない。しかし、懸案事項の一つはヒントを発見した。
自宅点滴をした。明日と明後日も。その間にちび助が順調に回復すれば、狙い通りだ。
5回目の食事津で、ちび助はキャットフードを完食した。最後はミルクをやめたので、明日はきっと完食できるだろう。
11月23日(土)「もったいない天気・・・の風さん」
起きたら快晴である。冬場によくある雨後の突風もなく、穏やかな週末だ。来週、会社の元同僚たちを呼んでいるので、とっておきたいような天気だ。
そして、ちび助の朝食から1日が始まった。少し体力がついたので、流動食を与えようとすると抵抗する(笑)。1度だけ、自分で出て来て、エサの入った皿に顔を近づけるところまで行ったが、食べなかった。体力がついて、空腹感が得られれば、自分で食べるかも。ま、とにかく今は体力をつけさせることだ。激しく減った体重をある程度戻さないといけない。
暖かいので、ルーチンをこなしながら、 hairdye をした。来週の準備でもある。
片付けを少しして、卵ご飯の昼食後、まだ疲れがとれないので、昨日に続いて仮眠した。
夕方、ワイフが代表して通夜に行った。私もお世話になっている人のご主人が亡くなったのだ。現役だから私よりも年下のはず。若い人ががんになると進行が早い。もったいないことだ。合掌。
連載小説の下調べ(いつまでやってんだ〜!)は、地図の確認作業に入ったところで、手間取っている。現代地図の中から江戸時代当時を推定しながら、主人公の歩いたコースを考えるのだ。
晩ご飯後、地図の調査から、算額の調査に入った。これは始めるまでどういう結論になるか分からない、ドキドキの調査だ。しかし、努力する限り、運命の女神は微笑んでくれる。天は自ら助くる者を助く、でもある。とっかりが見つかった!
時間切れだが、明日こそ、準備を終えてやる。
晩ご飯前に点滴をしたので今日は病院はなし。1日の最後は食事やり。体重は順調に戻ってきている気がする。
それにしても今日は好い天気だった。
11月24日(日)「執筆環境改善・・・の風さん」
今日は朝から曇り。雨の予報もあったが、降りそうもない。来週末が崩れるのではないかと不安になる。
ちび助の病状は落ち着いている。流動食をせっせと与えても、毎日点滴をしても、すべて体が受け付けている。このままいけば、体重が戻っていく。どこまで太れるか楽しみだ。そうなると、私の仕事も順調に進む。
午前中にルーチンを終えた。片付けの代わりに、気になることを済ませて行く。先ず、来週末の招待者へのリマインドメールの送信だ。これは、文章を一つ作り、同報機能を使って、BCCで一斉に出した。次に我が家の無線LANのポップ(SSID:ervice Set IdentifierのPWを示したもの)を2つ作った。、それから、重要なメールを3通書いて送った。
これだけで、だいぶ気が楽になった。
午後一番で、嬉しいことがあった。ちび助の食事の用意をしていたら、病室から出て来て、自分でエサを食べたのである。ここ1〜2週間なかったことだった。回復ムード間違いなし! 歩く姿はまだ頼りないが、食べて元気が出れば、積極的に動くようになる。そうすれば、自然と体力もついてくるだろう。お! 日が差してきたぞ。
久しぶりに執筆環境が整ったので、作家業がはかどった。
連載小説の下調べが一気に終了した。あとはストーリ―だ。テーマは決まっているので、ドラマチックな展開を思い付けばいいのだ。小説の神様の降臨を待とう。
続いて、短時間だが、次の児童書のための資料読みをした。
最後は、長編の書き直し……というか、第二稿への取り組みだ。当面、これが最優先ではあるが、他に気になることが多過ぎてなかなか取り組めなかった。
11月25日(月)「内視鏡検査結果・・・の風さん」
ちび助に朝食を与えてから病院へ出発。ちび助の病院ではない。私の。胃と大腸の内視鏡検査結果を聞くのが主な目的だ。
キャメロンで早めに出発したが、途中から渋滞になり、迂回した道も混んでいて、到着まで1時間40分近くかかった。運転するので、ICレコーダーを携行し、連載小説のストーリーを考えたりしたが、閃きはなかった。意識し過ぎるのもよくないな。
病院も混んでいた。予約時刻から1時間後にやっと診察になった。どうせ何の問題もなかったろう、と高を括っていたが、実際は違った。胃の方は、荒れている部分があり、確かに赤くなっていて、ガン化することがあるので、念のため細胞を顕微鏡で観察してみたが、大丈夫だった、とのこと。十二指腸は問題なしでも、こういった新たな知見があるから、検査は重要だ。大腸の方も、数か所ポリープになりかけているものがあった。切除して調べるほどではなかったとのことだが、気になるので、来年も検査してもらうことにした。
病院で缶コーヒーを飲んだだけで、まっすぐ帰宅した。午後2時半近かった。すぐにちび助の食事の用意をして、しっかり与えた。
今さらランチでもないので、夕方のホットタイムを早めて、それをランチ代わりにした。
ルーチンや片付けをこなして、今度はちび助の病院へ。期待通り、体重が増えていた。元気な様子に主治医もビックリといった表情だった。予定通りまた中3日で、私が点滴をし、次は金曜日に診てもらう。順調であれば中4日を提案してみたい。
帰宅し、遅い晩ご飯後、ちび助に食事を与えた。元気になってきたので、抵抗される(笑)。
良いムードなので、執筆に戻れると思ったが、ここでまた障害発生。執筆マシンの不調である。以前にもあった症状で、だんだん泥沼にはまってきた。
すっかり気分を害し、就寝モード時刻になったが、意地で執筆マシンに向かっている間に、偶然直った。よく分からない。
不機嫌なまま階下へ降りて、ちび助に食事をやり(また抵抗された)、入浴してベッドに入ったが、意地で読書はした。
11月26日(火)「不機嫌・・・の風さん」
不機嫌でもゴミ出しはしなければならない(笑)。収集車が来る前に2階のゴミを集積場へ運んだ。ご近所の方2人におはようございます。
今朝のちび助はまた食事に抵抗した。与える前にもう拒否反応を示したあげく、吐きそうになった。空腹で胃の中は空っぽだから何も出てこない。ワイフがちび助を病室へ連れて行ったら、やはりおとなしくなった。
もう同じメニューは使えない。何かを変えないと、食事は与えられない。
別にちび助が悪いわけではないのだが、さすがの私も超不機嫌になった。
その一方、長女夫妻が結婚1年でやっとハネムーンに出発した。ツアーなのでわがままは言えない。早朝にセントレアから羽田まで国内線で移動し、羽田からルフトハンザでドイツへ飛ぶ。長女がはまったクリスマスマーケットめぐりだ。
本日限定セールだったので、ドラッグストアに行き、まとめ買いした。
昼食時、ちび助のメニューでキャットフードの種類を変更した。本人が躊躇する余裕を与えず、すぐに開始した。何とかうまく行った。
ワイフが出かけたので、午後のおやつとして、ちび助に「ちゅーる(かつお味)」を与えた。空腹らしくたくさん食べた。私は達成感がなく、依然として不機嫌なまま。
ルーチンと片付けを合間合間にやり、執筆に復帰した。
ワイフが帰って来て、ちび助の夕食はまたキャットフードだけ。少し間をおいて、点滴をした。この程度じゃ太れないぜ。
晩ご飯後、執筆に復帰。不機嫌だと執筆がはかどらない。突破口を探るため、YouTubeでNHK大河ドラマ「八重の桜」の第1回分を観た。初めてだ。こういう風に始まったのか、と感心した。
就寝前にちび助にまたキャットフードだけ。しかも、量は以前の3分の2だ。
就寝前の読書で読了が1冊出た。やっと今年25冊目である。
11月27日(水)「人生の縮図?・・・の風さん」
今朝のちび助の食事も、受け入れてくれるだけ。ミルクはなしでキャットフードだけ。量は3分の2だし、以前のキャットフードは重量当たりのカロリーが1割高かったので、カロリー的には今までの約60%となる。とても残念だ。
ドイツに着いた長女からメールが届き出した。向こうは日本より8時間遅れなので、夜間が主な交流タイムとなる。ドイツは雨で、しかし気温はやけに高い。5年前の12月に行ったときは零度くらいだったのに、15度もあるらしい。
まだフル操業になっていないので、今朝、風呂掃除をした。そのうち週一の決まった曜日になるだろう。
用事で名古屋へ行くワイフを駅まで送った。
ルーチン後、キャメロンで出かけた。不安定な空模様だが、今なら雨には降られない、と思ったのに、途中で雨が降ってきた(笑)。
ドラッグストアで週末のためのソフトドリンクをまとめ買いし、JPとUFJに寄って帰ってきた。
昼食は焼き芋(笑)。ほうじ茶を飲みながら食べたが、何となく胃にもたれる感じ。
ちび助にはチュール(かつお味)を食べさせた。おやつ程度だが、食べてくれればとりあえず良しとするしかない。
雑務などがかなり片付いたので、執筆に復帰した。
今日は途中で小雨が降ったが、曇りときどき晴れといった天気で、風はほとんどなかった。なので、ちっとも寒くない。週末、雨と風がないことを祈る。
ワイフが帰宅し、ちび助にキャットフードを与え、僕らが晩ご飯を食べ、続いてちび助に点滴をした。まるで人生の縮図だな。
夜も執筆。長編の書き直しが一段落したところで、昨夜に続いてYouTubeで「八重の桜」第2回を観た。歴史上の有名人が続々出てきた。確かに交流はあったろうが、人物造形がちょっと……という感じ。
11月28日(木)「今日も人生の縮図?・・・の風さん」
相変わらずちび助の食欲がないのが心配だ。4種類の食べ物を、色々と工夫しながら与えているが、喜んで食べている様子はない。仕方なく食べている感じだ。どこか具合が悪いのではないかとワイフと話し合うのだが、……。ただし、吐いたり、下痢したりとかないので、胃腸の問題がないのは確かだと思う。
朝食後、珍しく、会社の先輩から電話があった。雑誌のインタビューを受ける場合の注意点について、意見を求められたので、少ないながら自分の経験を語った。この間の五大路子さんからの電話と似ているな。
30日の準備を少しずつやっている。だんだん天気が回復してきている中、キャメロンで買い物に出かけた。
地元の酒蔵に寄って、日本酒を1本買い、続けて、大型スーパーへ行ってワインを買い、最後にドラッグストアで安売りの焼酎を買った。
帰宅してすぐリフォーム会社の営業マンが年末の挨拶に訪れ、短時間雑談して帰って行った。
その後、人生の縮図のように家の中でバタバタと動き回った。
晩ご飯の後、やっと長編執筆に復帰した。「八重の桜」第3回も観てみた。ドラマなので、方言を多用している。小説でも方言を多用する場合があるが、今回の作品ではしていない。特に必要ないと考えている。
ハネムーン中の長女からメールが来る。5年前のドイツ旅行の再現になっていて、懐かしい。
11月29日(金)「明日の準備・・・の風さん」
明日がホームパーティでたくさん招待していた……が、一人、残念ながら体調不良でキャンセルになった。
私の買い物はほとんど終わっているので、今日はワイフの買い物に付き合うことにしている。
心配していたちび助が、朝から病室を出て来て、冷蔵庫の横の餌箱からキャットフードを食べ出した。ええ? と驚いた。強制的に食べさせている量が減ってしまったので、空腹を感じるようになったのかもしれない。それにしても自分で食べ出すとは驚きだ。でも、嬉しい。
ワイフの買い物に付き合って、近所の産直の販売所へ行き、続いて、大型スーパーへ行った。簡単に書いたが、我が家で使う分も含めて、大量の野菜などを購入した。ワイフが真剣になってくれているので、私もホッとした。私が自分の友人や知人を呼んで大歓迎しようとすると、不機嫌になる傾向がある。ワイフは外向きで友人や知人とどこかへ出かけて一緒に楽しむタイプだが、私は内向きで家で接待したいので、その違いが受け入れられないような気がする。また、家で接待となると、家の中の準備が大変だからだろう(ほとんど私がしているのだが)。
日中は快晴で素晴らしい状況だったが、次第に風が出てきた。
夕方からちび助を病院へ連れて行った。前回の診察の翌日から食事を拒否するようになったので、体重が微減だった。決して体調不良ではなく、単に贅沢あるいは我が儘を言っているようにしか見えないので、通院の時間も節約し自宅でケアしたいと主張し、次回は中4日、毎日定量を私が点滴することで決まった。
帰宅後も、ちび助はまた自分からエサを食べに出てきた。強制的にやらないとやはり空腹感があるのだろう。しかし、好きなだけしか食べないと、量というかカロリーが不足するのだ。そこを何とか補いたい。
屋外に出てみると、風が強く、明日もこんな状態ではバーベキューがやりずらいと不安になった。
屋内の明日の準備の一環で、ビンゴゲームの景品をリビングに並べた。長男がいらないと言った、UFOキャッチャーの景品類で、フィギュアがたくさんある。私と家内が自分の欲しい物を一つずつゲットし、並べられるだけ並べ、残りは来年のためにとっておくことにした。
11月30日(土)「パーティーは大成功・・・の風さん」
日が昇るころ目が覚めた。昨日と同じように、雲一つない快晴だ。しかし、外へ出てみると、少し昨夜の風が残っている。夕方からのバーベキューの間の風の強さが心配だ。
ちび助にエサをやってすぐ、バーベキューの買い出しに出かけた。南知多にある魚ひろばという市場に行くのである。海岸線を走っていると海も青く、素晴らしい天気だ。定番の大アサリ(不漁で夏に続いて値段が高い)とサザエを生け簀から手づかみととって、新鮮な(刺身用)エビなどを買った。
続いて、ホームセンターで風よけグッズを購入。スーパーで肉をたくさん買って帰った。
その後すぐ、近くのスーパーにワイフが注文してあった軽食のサンドイッチを受け取りに行った。
招待している中の2人から、土曜だけど、出張してから行くとか、休出することになったので遅れる、といったメールが入った。また、滞在時間はわずかになりますという一家からの連絡もあった。我が家で自由に過ごしてもらうのが基本なので、出入り自由となっている。なので、こういったことは全く問題ないが、ホストとしては送り迎えと見学案内で気を使うことになる。
そういった気遣いをしながら、私は先ず、風よけ対策に全力を投入した。今は風は弱いが、夕方から昨日と同じ風が吹くことを考えると、可能な限りの風よけが必要になる。それらを着々と準備していった。
招待客は午後3時過ぎに最大の19人になり、その後、夕方時点で16人、日没30分後に14人で一定した。
日没からはキャンドルに一斉に点火という計画だったが、すべてのキャンドルの配置が終わっていなかった。風よけ対策もすべてが終わっていなかったが、不思議なことに風は次第に弱くなり、夜になるとほとんど無風に近かった。それでも、気温は10℃を下回るので、ミニ使い捨てカイロを配った。
風が吹くという前提で準備したので、車庫の上は使わなかった。そのため、20人近いがけっこうひしめいた。
昨年のメンバーが使い慣れたコールマンのコンロで次々に焼き始めてくれた。私はあたふたと飲み物の接待に注力したが、アルコールを勧めることで手いっぱいで、屋内のホットコーヒーなどソフトドリンク類は、ワイフ任せとなってしまった。今年はグリューワインを振る舞った。
予定より遅い時刻まで外で飲食し、やっと屋内でのビンゴゲームになった。これは、小学2年生の女の子が一人で司会進行してくれて、大いに助かったが、プロ顔負けの進め方で感心した。特殊ルールでやった。詳細は省くが、一枚のビンゴカードで7回ビンゴになって、7種類の賞品をゲットした人もいた。最後は、ピアノの自動演奏に続いて、元同僚が小学2年生の女の子との連弾の後、今年もストリートピアノのように皆を楽しませてくれた。
全員を無事送り出した後は、すぐちび助の自宅点滴をし、それから残った食べ物で私たち夫婦が晩ご飯にした。
その後、ちび助に今日最後のエサを与え、屋外の片付けに取り掛かった。順調に片付けて行ったが、バーベキューコンロを片付ける途中で、オイルパンの油類を盛大にこぼしてしまい、私はワイフに叱られた(笑)。
既に午前1時を回っていて、見上げると、満天の星で、ちょうどオリオン座が真上に来ていた。そこで片付けを中断し、風呂に入って寝ることにした。
2019年12月はここ
気まぐれ日記のトップへ戻る